息子の望み
例え幸せな時でも毎年秋は多かれ少なかれ寂しく感じていた。
昨年は勢いで生きていたので全く感じなかった。一昨年は主人が
生きてくれているだけで嬉しかった。
今年、涼しくなってからはそりゃぁ悲惨な心境だ。夢に出てくる
主人は病気でしんどそうか、入院中のどちらか・・・、出てきて
くれても全然嬉しくない(-_-)
外で誰かとバッタリ会えば普通に喋るが、わざわざこちらから誘って
までして誰かと会いたいと思わない。必要最低限の外出しかしない。
はっきり言うと引きこもり気味だ。
そんな二進も三進も行かない日々だが今日久々に嬉しい事があった。
「俺、生まれてきたくなかった!」と言う我が息子の口から「生きてて
良かった!」と言う言葉が出たのだ(T_T)
この夏頃からだろうか?外出先で一人ですんなりトイレに行けるように
なった。先日は近所のお祭りに友達と出かけ、解散してから私の実家まで
1kmほどあるのをアッサリ一人で行けた。
父親の死を乗り越えられつつあるのかな?ついでに「父ちゃんがいなく
なって何か困ったことはない?」と尋ねると「遊んでもらわれへんこと」
と言った。遊びに関しては私もそこそこ頑張ってるつもりなのだが、
求めるものを分かっていなかったようだ。
「プラレール一緒にやりたかったな・・・、父ちゃん上手かった」と。
プラレールオタクの方を探して一緒に遊んでもらおうかしら・・・。
父ちゃん、私の技術では息子を満足させてやれないよ。
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