改心
とある笛が好きになったのはもう30年くらい前、当時のお金で
4~5千円もするのに小学生だった私はお小遣いをためて百貨店で
ポンと買った。今でもその笛を持っているが、若気の至りで鉛筆で
落書きした跡が残っているのがおかしい。
半年ほど前にその笛のアンサンブル・グループに入れてもらった。
そして今日発表会だった。月二回の練習をしていたこの半年間は
いくらレッスンが楽しくても主人のことを忘れることはなかった。
しかし三日前に最後のレッスンがあり、一日おいて前日リハーサル、
そして今日の本番とこの数日間は主人のことを忘れるとまでは
いかなかったが、良い意味でかなり薄れていた。
本番を終えて本当に楽しかったと感じた。1年前に「この先、子供の
成長意外に何の楽しみがあるのか!?」と思っていたのが嘘のようだ。
ほぼ毎週末、子供達を放って数時間練習していた。今日で一区切り
ついたので来週からはもうちょっと遊んでやらねば!うちの事情を
話しているメンバーから言われた「お母さんが楽しんでる姿を見せる
のも大事やで」と言う言葉を都合良く利用しすぎていたような気がする。
毎週末数時間も練習できるのは母がご飯を作ってくれたからだ。今日
だって息子は発表会の会場でお利口にしてられるが、お利口に出来ない
娘を会場から連れ出したりイヤミの一つも言わず面倒をみてくれたり
全面的にサポートしてくれた。
「母は『泣いて暮らす娘より何かに没頭する娘の方がマシ』と思っている
のでは?」とたまに思う。恐らく当たっている気がするが、それにしても
甘えすぎていた。来週からはもう少し態度を改めようと思う。
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